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社長の部屋杉の木の話❗️2025年10月13日
私達の家づくりで一番多く使っている
木材が杉です。
なぜか?と言いますと日本で一番多い
木であるとともに真っ直ぐ育ちクセが
少ないからです。

家の構造材(骨組み)は土台がヒノキ
その他はすべて杉を使う事が多いです。
(ヒノキは防虫、防腐に優れているため)
杉はまだまだ日本に沢山あり取れどき
です。ただ輸入材の方が遠くから運ぶ
運送費を加算しても割安です。
日本の山のためには沢山杉を
使いましょう。

その他天井・軒裏にもよく使います。
杉は日本を代表する固有の樹種の
ひとつです。
杉は日本にしか自生しない
「日本固有種」であります。
レッドシダー(米杉)とかはまったく違う
樹種で杉に似ている事から米杉と
言われてるそうです。
日本にしかない木というのは面白い
ですね。このグローバル時代において
もっと価値がでても良いくらいですね。
ちなみに日本の人工林の約45%が杉で
ダントツ1位です。
2位はヒノキで約25%だそうです。

日本で一番長寿であろう屋久島の縄文杉
太さの確認できている杉の中では一番
だそうです。樹齢は約2000年を超えて
いるとされてますが、もっと古いかも、
と正確には分かっていないそうです。
人生100年時代でも20回分ですね!

スギはその香りにも特徴があり、
リラックス効果のあるフィトンチッド
(芳香成分、テルペン類と呼ばれる
揮発性成分)が含まれていることから、
近年では健康や癒しを重視した空間づく
りにも活用されるようになっています。

樹木が光合成によって、温室効果ガスの
CO2を吸収し、地球温暖化を防止する効
果があることは、よく知られています。
さらに樹木には、大気中の有害ガスを
吸収・吸着して空気を浄化する性質も
あり、杉はその機能が顕著であることが
わかってきたそうです。
下記画像は杉でつくられた製材が
どのくらい有害ガス
(二酸化窒素やホルムアルデヒド)を
吸収するかを、2つの部屋で比較した
実験結果だそうです。

日本固有の世界の中で唯一無二の杉
を再認識して良い使い方をしていきたい
と心から思いました。